TOKYO
グローバル・カルテル規制/執行の最新トレンド及び トランプ政権下の企業結合規制・米国外国投資委員会(CFIUS)の動向について
Simpson Thacher & Bartlett LLP / 株式会社FRONTEO 共催
- 開催日
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- 10.10
ご来場誠にありがとうございました。
日時 |
2017/10/10(火) 13:30~17:00 (13:00より受付開始) |
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会場 |
AP品川 9階 会議室 J |
定員 | 80名 |
受講料 | 無料 |
対象 | 法務、コンプライアンス部門、 国際訴訟ご担当者様 他 |
タイムテーブル・講演内容お時間・内容が変更となることがございます。ご了承ください。
13:30~14:00 | KIBIT Email Auditor カルテル早期発見・防止に向けた人工知能によるメール監査 |
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14:00~17:00 (途中休憩含む) | ●グローバル・カルテル規制/執行の動向 |
※ 逐次通訳付
※ ニューヨーク州・カリフォルニア州のCLE単位の取得が可能です
※ ニューヨーク州・カリフォルニア州のCLE単位の取得が可能です
講演概要
本セミナーは3部構成とし、
1.グローバル・カルテル規制/執行
2.企業結合規制
3.米国への投資にかかわる米国外国投資委員会(CFIUS)承認
につき、以下のとおり最新トレンドをご説明しつつ、その動向を解説致します。
1. グローバル・カルテル規制/執行の動向
今年のこれまでの罰金・課徴金は例年の水準に満たないものの、実際には数多くの法域の様々な業種で当局の捜査・調査件数は増加しています。こうした当局の動向につき、
①ナショナリズムの台頭
米国政権交代、英国のEU離脱、及び各国の政治的混乱を招いたとされる世界的なナショナリズムの台頭の当局によるカルテル執行に与える影響(当局が注視する業界セクターの変化、国際協力の鈍化、及び独占禁止法の域外適用の状況等)
②デジタル・テクノロジーの発展
当局がカルテルに使用される可能性があるとして注視している、価格決定アルゴリズムや通信プラットフォーム等の発展
③新興地域の独禁当局の執行増加
アジア太平洋諸国(APAC)における独禁当局の動向等の観点から、最新トレンドを解説します。
2. 企業結合規制の動向
トランプ政権については、企業結合において注視する産業等、通常の共和党政権の政策とは著しく異なることが大統領選の時点から示されておりました。同政権下における、
①規制当局の状況
米国司法省(DOJ)と連邦取引委員会(FTC)のトップ人事及び企業結合規制執行への影響
②問題解消措置
企業結合計画に対し当局が独占禁止法上問題ありとする際の、構造的問題解消措置 vs 行動的問題解消措置及び処分資産の買主の承認等
等につき、また、EU及び中国における企業結合規制の状況につき解説します。また、
等につき、また、EU及び中国における企業結合規制の状況につき解説します。また、
③企業結合に際しての実務上の留意事項
についてもご説明します。
3. 米国への投資にかかわる米国外国投資委員会(CFIUS)承認の動向
今年、CFIUSへの届出件数は記録的なペースで増加しております。また、そのプロセスはかつてないほど政治的となっており、また機能不全に陥っております。中国企業による米国への投資案件が最も影響を受けているものの、その他の国(米国の同盟国を含む)の企業もCFIUSの承認を得る困難に直面しております。トランプ政権下における政治的な状況を加味しつつ、
①CFIUS手続きと統計情報
②CFIUS承認を得るために必要な事項(具体例)
③CFIUS関連のトレンド、重要論点及び今後の動向
につき解説します。
皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。