このたび、FLLPの会員システムをリニューアルいたしました。
それに伴い、すでにFLLPにご登録いただいている会員様におかれましても、
7月25日以降にログインされる際は、改めてメールアドレスや氏名、会社名等のご入力をお願いしております。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

法務のためのAI時代の独占禁止法~競争法の基礎~

2020年12月31日配信

のぞみ総合法律事務所

現代は第4次産業革命時代でAI技術を巡る競争が行われています。このような社会において、70年以上も前に制定された独占禁止法を適切に適用するためには独占禁止法をどのように解釈していくべきなのでしょうか。この質問に対する解答を、皆さん自身に考えてほしくて本稿を作成いたしました。本稿は6項仕立てとなっており、順に読み進めていくことで、独占禁止法の考え方や基礎的な知識を理解することができます。そして、その独占禁止法に対する理解をもとに現在社会での独占禁止法が抱える課題について自分なりの考えを見つけていただければと思います。

独占禁止法に興味はあるがわかりにくい、独占禁止法について質問を受けるがどう解釈していけばいいのかわからない、と日ごろ、考えている方々に読んでいただける内容にしています。本稿を読んで、独占禁止法はおもしろい、と思ってもらえる人が一人でも増えてくれることを願っています。

【項目】

  独占禁止法の基礎

第一項 はじめに:本稿の構成

第二項 独占禁止法の特徴(独占禁止法は経済理論に基づいた法律)

第三項 独占禁止法の目的(公正かつ自由な競争と市場メカニズムの関係)

第四項 私的独占と不公正な取引方法(公正競争阻害性とは)

  現代社会における課題に独占禁止法がどうかかわっていくのか

第五項 デジタル・プラットフォームと独占禁止法

第六項 AI時代の独占禁止法

第1項 はじめに を表示 https://legal.fronteo.com/fllp/wp-content/uploads/2020/08/第1項_はじめに.pdf

著者紹介

法務のためのAI時代の独占禁止法~競争法の基礎~
のぞみ総合法律事務所 弁護士 佐藤郁美

1990年弁護士登録。1995年から2006年まで法律事務所にてプログラムソフトウェアにかかる著作権等、知的財産権にかかる法律相談・争訟等の法律業務に従事した後、2006年1月より2010年12月まで公正取引委員会にて審判官として在職し、数多くの案件を担当。その後、現在の法律事務所等にて国内外の独占禁止法関連の案件対応やセミナー等を数多く行っている。

お問い合わせ
コンテンツ内容や資料に関してご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

また、聞きたいトピックなどのご要望も頂けますと幸いです。

 

このコンテンツは会員専用です