E社対象者数名のメール、約4,000のチャットを保全し、デジタルフォレンジックを実施。また、保全・復元されたデータの中からレビュー効率化のためにKIBITによる並び替え等までを当社が実施した。
本件におけるKIBITは、網羅性を担保したうえでレビューターゲットの的確な絞り込みによる時間的コストの適正化に寄与した。
対象は約870,000件であったが、検索・重複排除・Email Threading処理・KIBITによるスコア順の並び替えを行うことで委員会による実際のレビューは約14,000件まで絞り込むことができた。
委員会は、期間等から絞り込みにて得られた約13,000件をまずレビューし、重要/関連ありドキュメントを検出した。次いで、その重要/関連ありドキュメントを教師データとして対象全件にKIBITによるスコア順の並び替えを実施し、高スコアとなった約1,000件に追加レビューを実施。結果として、対象約870,000件に対し実際のレビューは約14,000件となり、効率的なレビューを実現した。
第三者委員会における
不正調査実績
過去にFRONTEOで実施した、第三者委員会におけるフォレンジック調査事例の一部をご紹介します。
第三者委員会 E社(陸運業)
品質不正(検査)
安全管理体制に
重大な疑義を生じさせる事案の
事実確認調査
Point
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調査端末
メール、約4,000のチャット
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調査範囲
デジタルフォレンジックおよびKIBITによる並び替え等まで
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KIBIT活用での寄与内容
網羅性を担保したうえでレビューターゲットの的確な絞り込みによる時間的コストの適正化
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KIBIT活用による効果
①約14,000件まで絞り込み
②対象約870,000件に対し実際のレビューは約14,000件となり、効率的なレビューを実現