拡張子

そのファイルが何のファイルなのか、どのアプリケーションで開けるのかについて識別するためにファイル名末尾に付与された文字列が拡張子である。

ファイル名の末尾の” . “(ピリオド)以降の文字が拡張子であり、Windows OSは拡張子をもとにファイルの種類を判別している。拡張子の例として、”.xls”(エクセル書類)、”.jpg”(jpeg画像)、”.pdf”(PDF書類)などがある。

Windowsの初期設定では拡張子は非表示に設定されているため、参照するには設定変更が必要である。

不正事件では、証拠となるデータの拡張子を変更して隠蔽するケースなどがある。(ワードファイル”.doc”の拡張子を変更し、画像ファイル”.jpg”にするなど)

また、コンピューターウィルスの中には拡張子の見え方を偽装することでユーザーを騙し、ウィルスファイルを実行させようとするものもあり、拡張子を表示しない設定の場合、ウィルスの入った実行ファイル”Sample.txt.exe”は、”Sample.txt”と表示されるため、ユーザーはただのテキストファイルと思い、実行してしまうことがある。