調査/レポート

「リーガルテックAI白書 2019」 エグゼクティブサマリー

リーガルテック業界全般の市場規模や利用動向などについて調査

FRONTEOは2019年12月末に、リーガルテック業界の市場規模や利用動向をまとめた「リーガルテックAI白書」を刊行しました。

本白書は、FRONTEOが主力事業としている訴訟支援分野のみならず、リーガルテック分野全般の市場規模や利用動向などについて調査する、業界初の試みとなります。

本白書で取り上げたリーガルテックのトレンドは以下のとおりです。

  • ベンチャーによる新規サービス ― 弁護士や法律実務家によるスタートアップの参入が多く、逆に大手や他業界からの新規参入は少ない。これは、業務の専門性が高く参入障壁が高い点と、市場が黎明期で小回りのきくベンチャーの方が市場の変化スピードに対応しやすいためと想定する。
  • 有事から平時へ ― 2015年以前の法務向けソリューションは、主にインシデント(不正や訴訟、法務トラブル等)に対応するものが多かったが、2015年以降のスタートアップは、契約書ドラフトや監査といった「平時からの備えとなる予防法務」を支援するソリューションが多く出現しているのが特徴となっている。
  • AIの活用 ―リーガルテックにおいてはテキスト(文字)情報、とりわけ自然言語解析の分野に対する期待が非常に高い。これは、法務・知財で取り扱っている情報が元々大量のテキスト中心のデータであることと、それらをAIで効率化することによる効果が大きく見込まれるためとなっており、AI活用をうたうサービスがすでに多数存在している。

目次

・ 巻頭対談「リーガルテックにおけるAI活用とは」

・ リーガルテック概論

・ <コラム>米国におけるリーガルテック

・ 企業動向調査

調査概要

・ 調査手法:インターネット調査

・ 調査対象:企業において法務業務に従事する者

・ 調査期間:2019/11/21-12/3

・ サンプル数:505

※ リーガルテックとは、AIなどのIT技術を活用した法務業務向けサービスを総称した呼称です。フィンテック(金融)やHRテック(人事)と並び、XTechと称され昨今のITサービス活用のトレンドとなっています。

 

「リーガルテックAI白書」はこちらのURLからダウンロードできます。https://legal.fronteo.com/download


 

「リーガルテック」の認知・導入状況

大企業ではリーガルテックに関する認知・理解が進んでいるものの、法務担当者全体でも6割超が「知らない」もしくは「名前を聞いたことがある程度」と回答しており、未だ法務業務におけるIT活用が進んでいないことがうかがわれる。大企業、中堅・中小企業とも、導入までいたっているのは2割未満にとどまっており、市場は未だ黎明期といえる。

 

リーガルテック市場規模(2019年試算)

リーガルテック市場規模は、法務系サービスで言えば内部調査、知財系サービスで言えば知財調査が最も大きな割合を占めている。

 

サービス種別の認知度は契約書審査がトップ

大企業、中堅・中小企業とも、「契約書審査・レビュー、契約管理」「法令、判例情報サービス」「弁護士検索、相談」「登記」など、日常的な法務業務に密接にかかわるものが認知されている傾向。

 

リーガルテックが活用できそうな業務(法務)

「組織法務」や「登記・申請業務」におけるリーガルテック活用期待が高い。また、「組織法務」「法令・凡例調査」並びに「社員教育・啓蒙」において、大企業の方が、中堅・中小企業よりニーズが有意に高い。

 

リーガルテックが活用できそうな業務(知財)

知財業務では、「係争対応」及び「社員教育・啓蒙」に対し、リーガルテック活用のニーズが高い。一方で、この分野におけるリーガルテックソリューションはまだ立ち上がっておらず、業務課題として潜在ニーズはあるもの、具体的な解決策に乏しい。

「リーガルテックAI白書」はこちらのURLからダウンロードできます。https://legal.fronteo.com/download

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