Intelligence Cloud(インテリジェンス・クラウド)とは、FRONTEOのさまざまなアプリケーションをSaaSで提供することを可能にするクラウドプラットフォームです。
特徴
国際訴訟支援(eディスカバリ)では非常に機密性の高いデータが取り扱われるため、どこにデータを保管しておいてもよい、というわけにはいきません。各国内で国際訴訟手続き上、提出の必要がある絞り込んだデータのみ国外へ送ることが望ましい、という特殊性があります。
FRONTEOは、以下の図に示す各国にクラウド環境を持つため、データを国外に持ち出さずにサービスを提供することが可能です。また、それ以外にも仮想アプリケーション技術、24時間365日マルチリンガル(日本語、英語)テクニカルサポート、グローバルでのリーガルエンジニアの配置、ディザスターリカバリー対応等、様々な付加価値を持ち、経済性、安全性、利便性、拡張性全てを高いレベルで提供いたします。
ベネフィット
経済性
■ お客様が自社内でシステム環境を構築する必要が無いため、構築費用、運用費用を低減し、各国に散在するデータの管理コストを大幅に削減することが可能
■ 安全性と経済性を兼ね備えた仮想プライベート環境を提供
■ 従来の専用ホスティングサービスに比べ、案件が長期化・大容量化する場合に大幅なコスト削減が可能
■ ホスティング従量コストのみならず、レビュー、アーカイブなどの各種オプションプランも大幅にコストを下げての提供が可能
安全性
■ お預かりしたデータは現地の国内に保管し、国外には訴訟に関連するデータだけを提出することが可能
■ 仮想アプリケーション技術(Citrix)により、遠隔でのデータダウンロードの禁止等、高い安全性を実現
■ 安全なインターネット暗号化通信(HTTP over SSL)
■ ファイアウォールによる通信制御
■ VLANによる論理的なネットワーク分離
■ ディザスターリカバリー専用拠点によるデータ冗長化
利便性
■ 24時間365日、いつでも、世界中どこでも、インターネットやVPNを介してご利用可能
■ マルチリンガル(日本語、英語)テクニカルサポートを24時間365日いつでもご利用可能
■ 各国にリーガルエンジニアを配置し、転送せずに現地で大規模データを処理
■ ユーザーのITリテラシーを求めない、容易なご利用環境
■ 社内監査プランなどの一時利用プランも提供可能
拡張性
■ 必要な機能とサービスを、必要なときにご利用いただけるオンデマンドサービス
■ サーバー/ストレージなど機器を占有するプライベートクラウド環境もご提供可能
■ FRONTEOではアプリケーションサービスのみならず、eディスカバリ対応における全行程のリーガルプロセス支援をワンストップで提供可能
構成
Intelligence Cloudは、あらかじめFRONTEOが準備したハードウェアやネットワーク資源の上に、お客様専用の環境を最先端の仮想化技術を用いて構築します。セキュリティや冗長性といった安全面の機能を担保しながら、同時にシステム運用のコスト低減を実現します。使いたいときにすぐ環境を構築するというオンデマンド利用も可能となります。