Legalweek New York 2020の会場から見えてきた2020年リーガルテックのトレンド
2020年2月26日米国訴訟独特の訴訟手続き「ディスカバリ」
2020年2月27日ディスカバリ入門:はじめに
あなたの会社が国際訴訟に巻き込まれる???
ここ数年、自動車部品や半導体など、メーカーを中心に多くの日本企業が国際訴訟に巻き込まれるケースが増えています。米国とビジネス上のやり取りのある企業であれば(企業や消費者との取引がある、米国内にビジネスの拠点がある)、多かれ少なかれ訴訟を起こされる可能性があるのです。当事者として巻き込まれる以外にも、子会社や親会社などが巻き込まれた訴訟に、第三者として関わることも十分に考えられるでしょう。
ひとたび訴訟に巻き込まれると、一定期間(意外と短い)のうちに、関連文書を提出しなければなりません。提出までには、保全・収集・検討という作業が必須となりますが、これを速やかに行うには、平時からの準備と、有事を想定したシミュレーションが欠かせません。
初動対応を誤ると、不必要な作業とコストがかかるだけならまだましで、関連性のあるメールを不用意に削除してしまったり破棄したりしてしまうと、制裁対象になってしまうこともあります。
FRONTEOは、2003年の創立以来、国際訴訟で大変な思いをしている企業様の支援サービスを提供してきました。そこで、これまでの訴訟支援の中でよく聞かれる質問に対する解や、企業の担当者があらかじめ知っておくといざという時に役に立つと思われるディスカバリ(証拠開示)手続きについて、ご紹介していきたいと思います。
グローバル化の現代、国際訴訟は、もはや他人事とは言っていられないところまできています。備えあれば憂いなし。FRONTEOと一緒に、必要な備えをしていきましょう。
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