初級
Beginner

デジタル・フォレンジック保全実践

デジタル・フォレンジック捜査において、その後の捜査の成功可否を決めるのは、証拠保全です。保全実践トレーニングでは、デジタル・フォレンジックの基礎から、証拠保全を適切に行うために必要な手法を、実習を通して学習します。

カリキュラム

1日目

  1. フォレンジックの概念
    • デジタル・フォレンジックについて
    • 適切なデジタル・フォレンジック実施に向けて
    • サイバー犯罪とフォレンジック
    • フォレンジックの作業フロー
  2. デジタルデータとコンピュータの基礎知識
    • デジタルデータの基礎知識
    • コンピュータの基礎知識
    • データ管理の仕組み

2日目

  1. 証拠保全概論とデジタルデータ押収
    • 証拠保全概論
    • デジタルデータ押収に対する心得と準備
    • 押収時の注意事項
    • 証拠保全の準備・注意事項
    • 押収/証拠保全ケーススタディ
  2. 証拠保全実践
    • HDDの取り外しが可能なPC
    • HDDの取り外しが困難なPC
    • PC起動時/メディア
    • 証拠保全中・実施後の注意事項
    • 証拠保全実践(HW/SW)

※各日程とも、9:30~17:00のスケジュールとなります。
※カリキュラムは変更になる場合がございます。お問い合わせの際にご確認ください。

詳細情報

コース対象者
  • デジタル・フォレンジック捜査を行う部署に配属されたばかりの方
  • デジタル・フォレンジック捜査にかかわっており、自身の保全手法についてレベルアップを目指す方
  • デジタル・フォレンジック捜査にかかわる捜査員の育成を担当されている方
使用装置・ソフトウェアImage MASSter Solo-4
コース形式受講者に対して1人1台のPCを用意、実際にソフトウェアを操作して学習。
習得できる知識スキル
  • デジタル・フォレンジックに関する概念と基本的な知識の習得
  • コンピュータに関する概念と基本的な知識
  • Windows OSの概要と仕組みについての理解
  • 実践を通した証拠保全の手法の習得
  • ケーススタディによるさまざまな保全現場への対応手法の習得
  • HDD内に格納されたデジタルデータの特性/特徴とその取扱い方についての理解
  • 誤った操作がデジタルデータに与える影響
受講料お問い合わせください。